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「森友問題を蒸し返すな」総裁選に“安倍の黒い影”が…

森友

「異端児」河野太郎が“安倍後継の本命”だと思うワケ

 総裁選とは自民党のPRイベントであり「興行」だと思って見たほうがわかりやすい。候補者たちは各テレビ局をまわり、これ以上ない宣伝機会となる。前任者の人気が無くても雰囲気を変えることができる。 以前にそう書きましたが、連日の報道は見事に「興行主」の思惑通りの展開となっています。候補者や政策が出そろう前に「次の首相にふさわしい人」という人気投票を新聞が大々的に発表するのも自民党総裁選を盛り上げています。

 しかし、菅首相とそれを支えた自民党政治のことはもう忘れてしまってもよいのでしょうか。総裁選のどさくさで、支持・不支持どちらの人もこの1年間の政治に対して直接的に評価する機会を奪われてしまったのです。さらに言えば菅政権が終わることは「安倍政権」にも本当の区切りがつくことでもある。約9年間の安倍・菅政治を検証しないのでしょうか。まだ説明されないことが多すぎるのに。

 しかし総裁選モードになったらこんな展開に。

『強まる安倍氏の影 各氏 積極的に働きかけ』(毎日新聞9月10日)。

 蓋を開けてみたら、候補者はみんな安倍氏のほうを見ていた。9年間の検証どころではなかったのです。

 高市早苗氏はそもそも安倍氏の後継を訴えていますが、岸田文雄氏も河野太郎氏も安倍氏へのアピールが目立つ。

森友学園問題を「蒸し返すな」

『岸田氏 安倍氏に配慮』という記事もあった(読売新聞9月9日)。岸田氏は9月2日にBS-TBSの報道番組に出演し、森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざん問題について「さらなる説明」が必要との考えを示したが、その5日後に「再調査は考えていない」と“言いなおした”のだ。その理由とは、

《安倍氏周辺が「話を蒸し返すな」と反発した影響と見る向きもある。》(同)

 河野氏も「再調査は考えていない」と明言した。

 不正を強いられたとして自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さんが一連の過程をまとめた「赤木ファイル」が開示された。《国民に対する組織的な背信行為の詳細が記されていた。このような役所に自浄能力は期待できまい。第三者による再調査、再検証が不可欠である。》(西日本新聞社説6月24日)

 しかし岸田&河野両氏は安倍氏に気遣いを見せている。かつて安倍氏は「日本を取り戻す」と言ったが今回の総裁選は「安倍を取り戻す」選挙のようにみえる。

 それなら安倍後継にふさわしいのは誰か? この視点でみていきたい。注目は河野太郎氏です。
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 河野氏は2016年10月のブログで「男系、女系に関わらず皇室の維持を図るべきだ」と主張。「脱原発」の持論でも知られる(読売新聞9月9日)。しかし《河野氏は争点化を避けるため、持論をトーンダウンさせている》(同)。

 河野氏と8日に面会した青山繁晴参院議員によると、

《河野氏は「誤解がないように伝えたい。自分は女系天皇容認論者ではない」と訴えた。河野氏はこの日、安倍氏とも面会し、同様の見解を伝えたとみられる。》(同)

 出馬会見の翌日(11日)の各紙の見出しは保存版レベルで興味深かった。

『持論封印 保守に配慮』(毎日新聞)

『「異端児」河野氏、持論を封印』(朝日新聞)

『河野氏が出馬表明 「原発再稼働が現実的」』(読売新聞)


むしろ原発推進派が立候補したみたいで面白かった。

気に入らない報道は「フェイクニュース」

 河野氏と言えばこちらもある。

『河野大臣、ツイッターのブロック「問題ない」SNS上でも礼節求める』(朝日新聞デジタル9月7日 )

 ツイッターでアクセスを制限する「ブロック機能」をたびたび使っている理由を記者団に問われ、「実際に道などで通りすがりに見知らぬ人を罵倒するようなことはやらないと思うが、SNS上ではそういうことがかなり頻繁に起きている」などと説明。誹謗中傷に悩む人がいるとして機能を使うことの正当性を強調した。

 私は政治家でも誹謗中傷や罵詈雑言、とんちんかんなリプライ(いわゆるクソリプ)が飛んできたらブロックしてもいいと考えます。たかがツイッターですから。しかし河野氏に問われているのはそこではない。論点ずらしをしている。河野氏は自分から積極的にエゴサーチして批判や論評、疑問を言う人をブロックしているのだ。河野氏は直接絡んでない人も遠ざけているのです。

 そのうえで気に入らない報道を「フェイクニュース」と発信したらどんな「効果」を生むか?

 ※例  河野太郎防衛大臣「フェイクニュース。」ツイートの“本当の怖さ”「イージス・アショア」配備計画を停止

 批判・論評者を封じた空間で強いメッセージが発信されれば、自分に都合のいい世論形成を進めることにもなる。批判者を探してブロックした上でこういう使い方をするのは怖さしか感じない。もうたかがツイッターではない。

 河野氏は最近出した著書で、

《初入閣当時、「河野太郎は、入閣したらエネルギーのことは言わなくなった。けしからん」となどと批判し始めた「有識者」がいました。そういう人たちほど、実際の議論や政策には関心がないのでしょう。》

 と書いています(『日本を前に進める』PHP新書、P159~160)。

河野太郎が「本命」だと思う理由

 そこまで言うなら、原発に関してブログを削除したことは何だったのか。ツイッターでブロックして言いたい放題になるのと同じです。河野氏は過去を大事にしない。本当に「保守」なのだろうか。

 そしてまだ、河野氏は通りすがりに直接罵倒されているからブロックしているかのように答えています。10日放送の「ニュース23」(TBS系)でもそうでした。つまり「テレビ出演中も平気で論点ずらしをする人」ということになる。たかがツイッターに関しての答え方がこれなら、重要な政策についての言説も今後このようにごまかす可能性がある。神は細部に宿る。河野氏は「発信力」があると言われるが本当でしょうか。記者やキャスターはなぜエゴサブロックやフェイクニュースツイートの危うさを問わないのでしょうか。

 河野氏は言葉の言い換えで押し切るという点では安倍前首相を、「発信力」の怪しさという点では菅首相を継承している。

 安倍・菅政治を変わらずに続けるという意味で本命候補なのかもしれません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9cf38c3a3abcba12877f840f230894ea8da60ce1?page=1



(´・ω・`)河野太郎が「本命」だと思う理由

「安倍・菅政治を変わらずに続けるという意味で本命候補なのかもしれません」

だそうです。文春記事。なんのこっちゃ?

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